【自分に向いている仕事が分からない…】まずは職業適性を知るための準備をしよう!

風浪に揉まれる船のイラスト画像 自己理解と価値観探求

「給料がなかなか上がらない…」
「職場の人間関係が、もう限界かもしれない…」
「この仕事、本当に自分に向いているのかな…」

働き方についての悩みは自分だけでは解決できないことが多く、きっとあなたも独り迷いから抜け出せずにいるのではないでしょうか。問題意識はあっても、なすすべなく心と時間だけが消耗していく…。あなたは今、そんな状況に陥っていせんか?

もしそうだとしたら、一度立ち止まって、手元にある「悩みの地図」を広げてみましょう。
人生という航海において、自分が今どこにいて、どんな問題に直面しているのかを客観的に把握すること。それこそが、霧の中から抜け出すための最初の、そして最も重要な一歩なのです。

この記事では、あなたの心を曇らせる悩みを整理し、解決できる問題と向き合うための具体的な方法をご提案します。


あなたの悩みはどれ?働き方の悩みは多種多様

まず、あなたの心の中にあるモヤモヤを、少しだけ言葉にしてみましょう。たとえば、

  • キャリアへの不安: 「今のスキルは、この会社を出たら通用しないんじゃないか?」
  • 環境への不満: 「上司や同僚と、価値観が合わない。」
  • 自分自身への疑問: 「働くこと自体に、どんな意味があるのか分からない。」

これらの悩みは、どれも切実で、優劣があるわけではありません。大切なのは、これらの多様な悩みが、実は大きく2つの種類に分けられると知ることです。


悩みの地図を広げてみよう:「外的要因」と「内的要因」

あなたの悩みを整理するために、人生という航海を思い浮かべてみてください。
この航海における悩みは、大きく2種類に分けられます。一つは、自分ではコントロールすることが困難な「天候や海流」のような外的要因。もう一つは、自分自身で調整できる「船の舵や羅針盤」のような内的要因です。

自分ではコントロールできない「外的要因」

あなたの航海は、天候や風向き、潮の流れのような森羅万象に、あらがい難く影響を受けますが、あなたはそれらをコントロールすることはできません。

【外的要因の具体例】

  • 会社の状況: 会社の経営方針、将来性、評価制度
  • 労働条件: 給与水準、長時間労働、休日日数
  • 人間関係: 上司のマネジメントスタイル、同僚や部下の性格
  • 業界の構造: 業界全体の将来性や商慣習

どんなに優れた航海士でも、突然の嵐をぴたりと止めたり、逆風を追い風に変えたりすることはできません。同様に、あなたもこれらの問題に対して「もっとこうだったら良いのに」と何度も感じてきたのではないでしょうか。

残念ながら、他人の考えや、すでに確立された組織の仕組みを変えようとすることは、逆風に向かって全力でオールを漕ぐようなもので、非常に困難で、膨大なエネルギーを消耗します。 変えられないものに固執し続けると、「自分は無力だ」と感じ、自己肯定感まで失いかねません。これが、外的要因に悩み続けることの「不毛さ」の正体です。

しかし、諦める必要はありません。
天候そのものは変えられなくても、天候を読み、風を読み、安全な航路を選ぶ「航海術」を身につけることは可能です。

例えば、労働条件については正当な交渉術がありますし、ハラスメントには然るべき相談窓口や対処法が存在します。最終手段として「転職」という形で航海する海域そのものを変えることも、有効な解決策の一つです。

自分の意思で変えられる「内的要因」

一方こちらは、航海士であるあなた自身の「羅針盤」や「舵さばき」に関する問題です。あなたの価値観、強みや弱み、仕事に対する考え方など、あなた自身が見つめ直し、調整することでコントロール可能な課題を指します。

【内的要因の具体例】

  • 仕事にやりがいや意味を見いだせない
  • 自分の本当にやりたいこと、適性がわからない
  • 将来のキャリアプランや、人生の目標が見えない
  • 新しい挑戦への自信のなさや、失敗への恐怖

これらはすべて、あなた自身の「心の中」にあるものです。他人の許可も、会社の承認も必要ありません。時間をかけて自分自身と対話することで、必ず答えのヒントを見つけ出すことができます。


まずは「内的要因」と対峙する

多くの場合、私たちは働き方に関する悩みのあれこれを、ゴチャ混ぜのままで抱え込んでいます。私はよく、ひどく散らかった部屋を掃除するときに、どこから手を付けたらいいのかわからなくなって、掃除自体を諦めたくなることがあります。そんな状況と似ているかもしれません。

それでも、動かせるものから一つ一つ手にとって整理していけば、いずれ部屋は片付きます。部屋の間取りや、作り付けの家具、コンセントの位置など、自由にならない部分もありますが、そこは工夫して対応します。


あなたの「羅針盤」は正しく調整されていますか?

ナビゲーションツールのイラスト画像

同様に、働き方の悩みも、まずは自分で調整できる「内的要因」から優先的に向き合い、一つずつ整理していくことで、ゴチャついていた悩みの核心が明らかになって、対策することができるようになります。

「内的要因と向き合う」と言っても、具体的に何から始めればよいのでしょうか。
それは、あなたの航海の方向性を決める最も重要な計器、「羅針盤(生き方)」の点検から始まります。

では、その「生き方」とは一体何によって形作られているのでしょうか。
それは、「あなたにとって、何が本当に大切か」という、心の奥底にある「価値観」です。
つまり、「価値観」とは、あなたの「生き方」という羅針盤の方向性を決める、最も重要な核となる部品(磁石)なのです。

なぜ、この羅針盤の点検が重要なのでしょうか。
考えてみてください。もしあなたが目指している目的地(人生の目標)が真北にあるのに、あなたの羅針盤(生き方)が、社会の常識や他人の期待といった外部の磁力に影響されて、わずかにズレて「北北西」を指していたとしたら、どうでしょうか。

出航したばかりの頃は、その誤差の影響はわずかなものですが、長距離の航海では本来の航路から大きく外れた場所を通ることになります。そうすると、船を座礁させてしまったり、補給のための港を通り過ぎてしまったりというトラブルが頻発することになります。人生における大きなロス(損失)は、そのようにして生じるのです。

そんなことを繰り返していたのでは「自分はうまくやれていない」「頑張りが報われない」と感じ、自信を失ってしまうのも無理はありません。

働き方における「満たされない感覚」や「やりがいの欠如」といった悩みの多くは、この一見些細に見える「自分の羅針盤(生き方・価値観)」と「実際の航路(仕事内容や働き方)」の間のズレから発生しているのです。


羅針盤を構成する3つの要素

では、どうすれば自分の羅針盤を正しく調整できるのでしょうか。
そのためには、まず羅針盤の核である「価値観」が、どのような要素でできているかを知る必要があります。
私たちの価値観は、主に以下の3つの要素が複雑に絡み合って形成されています。

  • ① 遺伝的な影響も受ける「性格的な特性」
    物事の感じ方や考え方の癖など、あなたがもともと持っている気質です。これは、あなたの価値観の最も基本的な土台となります。
  • ② 育ってきた「環境」
    家庭や学校、社会から教えられてきた「こうあるべきだ」という考え方です。これらは、無意識のうちにあなたの判断基準の一部となっています。
  • ③ これまでの「経験」
    人生における成功や失敗の体験です。あなた自身の体験を通じて、何を大切にするかという価値観が強化されたり、新たに見出されたりします。

これらの要素を一つひとつ丁寧に分解し、見つめ直すこと。
それが、あなただけの正確な羅針盤を作り上げるための、最も確実な方法です。


さあ、あなたの「価値観」を探求する旅に出よう

解決できない外的要因に心をすり減らし続けるのは、もう終わりにしましょう。
まずは、あなた自身の力でコントロールできる「内的要因」に向き合い、希望に満ちた「人生の航海図」を描き始めるのです。

そのための最初のステップとして、まずはあなたの価値観の土台となっている「性格的な特性」を知ることから始めてみませんか?

科学的な知見を元に、あなた自身の性格的な強みと、それに合った働き方を探るための記事をご用意しました。ここから、あなたの「価値観」を探求する旅を、ぜひスタートさせてください。

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